今回は若手社員6人にお集まりいただき、松本土建の魅力、仕事での失敗談、悩み事からプライベートまで ざっくばらんに語ってもらいました。
TALK
座談会
――松本土建に入ってみて感じたことを率直に教えてください。
小笹 | 恥ずかしいんですけど、名前が好きです。 |
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一同 | 名前……!? |
小笹 | 「松本土建」ですよ。松本の建設会社を背負っているみたいで、カッコいいじゃないですか(笑)。 |
小林 | その発想はなかったなあ(笑)。僕は福利厚生がすごく充実していると感じています。奨学金返済の支援制度があったり、格安でホテルに泊まれたり。「いいね!」って思うよ。 |
鈴木 | 僕はボーナスかな。結構もらえるのでうれしいですね。 |
太田 | 私は内勤部署だからなのかもしれないけど、ネイルが自由なのと、髪色もそこまで厳しくないのがいいです。もちろんTPOはわきまえています。 |
――ここは直して欲しい、変えて欲しい・・とかはありますか?
小林 | 次に行く現場とか、仕事の予定とかを早めに伝えて欲しいかな。それなりに準備したり心積もりもあるんで。 |
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信楽 | 去年、軽井沢の現場に行っていたことがあるんですけど、工事が始まる2週間くらい前になって部長から「次の現場決まったんでよろしく!」みたいに言われました。まあ何とかなるというか、するんですけど、本音を言うと「もう少し早く教えてよ」って感じ。 |
小笹 | 私はまだそんな経験はないけど、直前になって伝えられても困りますよね。遠くの現場だったら「えっ?」てなりますね。 |
――悩み事や困っていることはありますか?
太田 | 同年代の人もそうですし、女性社員も少ないので、「気軽に相談できるか」というと限られてきちゃうと思います。 |
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小林 | 土木事業部は今30代の人が少ないですね。どうしようもないけど、その上の世代の人たちとは価値観の部分でギャップを感じるときがあります。 |
鈴木 | 法規制もあるから残業に関してはすごく言われるけど、現場によっては残業したり、休日出勤したりしないと間に合わないケースとかあるじゃないですか。 |
輪湖 | それはありますね。県の発注工事なんかだと提出する書類も多くなるし、残業しなきゃ仕事が終わらないのに「残業減らせ」ってなるから、どうすればいいのか悩みます(笑)。 あと、自分は仕事が終わったのに先輩が残業していると帰りづらいっていうのもありますよね。「先に帰っていいよ」って言葉を待っているんですけど、なかなか言ってくれなくて。 |
小笹 | 逆のパターンもありますよ。私だけやらなきゃいけないことが残っていて仕事していると、上司は私を残して帰りづらいと思うんです。ちょっと申し訳ないし、先に帰ってくれた方が気も楽なんだけどな…っていう。 |
――今だから言える、失敗談を聞かせてください。
小林 | いくらでもあります。例えば最初の頃、先輩にちょっといいところを見せたくて、先を読んで「やっておきました!」って報告するんだけど、全然見当違いのことをやっていて怒られるとか(笑)。そんなのばっかりです。 |
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鈴木 | コンクリート打設に使う生コンの発注量を間違えて大量に余らせるとか。 |
小林 | どのくらい残しました? |
鈴木 | 僕はミキサー車1台分くらいだったかと...(苦笑) |
信楽 | 細かいことなんですけど、最初の頃は現場ならではの用語がわからなくて。下請業者さんに「○○持ってきて」って言われるんですけど、どれのことかわからなくて全く見当違いのものを持って行ったこととか。正式名称で「ラチェット」って教わったボルトを回す工具があるんですけど、現場だと「シノ」っていうんですよ。 |
輪湖 | 自分はクレーン誘導で失敗したことがあります。マンホールの上に乗らないように「見ておいて」ってオペレーターさんに言われていたんですけど、反対側のタイヤを全然見ていなくてマンホールを割ってしまいました…。 |
小林 | やっちゃったね、それは。怒られたでしょ? |
輪湖 | いや、そんなには怒られなかったけど、とにかく謝って。「次からは気を付けろよ」って感じでした。 |
太田 | 私は電話の応対ですね。相手先の社名とか名前とか、聞き取れなかったのに聞き直せなくて。上司に「誰から?」って聞かれて、性別と声の特徴だけ伝えて丸投げしていました…電話に出るのは今でも少し怖いです。 |
――お互いの事業部に、それぞれ聞いてみたいことはありますか?
鈴木 | 土木事業部は公共工事が多いと思うんですけど、土・日の休みは取れていますか? |
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小林 | たぶん建築の皆さんより休みは多く取れていると思います。今は公共工事の現場だと、4週8休とか、週休二日ってパターンが多いから。以前に比べれば残業もだいぶ減っていると思います。 |
鈴木 | いいなー(笑)。公共工事だと作らなきゃいけない書類とか多いじゃないですか。そういうのはみんなで分担してやっているんですか? |
小林 | 2〜3人でやっている現場だとそれぞれ分担して作って、最後に集約して一つの書類にして提出する…っていう流れになるのかな。建築はそうでもない? |
鈴木 | 建築の現場は一番上の人が主にやる感じだと思います。キャリアが浅いとできることも限られてくるので、それぞれのできる範囲で分担しながら協力してやっています。 |
小笹 | 建築事業部の若い人たちって仲がいいんですか? |
輪湖 | 現場に配属されてしまうと同期でもなかなか顔を合わせる機会がないので、「仲がいいか?」って聞かれると... |
鈴木 | そうですね。同じ現場じゃないと関わりも少ないので。僕はプライベートで会ったりしたこともないかな。 |
信楽 | どっちの事業部にも釣りのサークルに入っている人はいましたよね、確か。 そういう活動を通して交流できればいいですよね。 |
小林 | そうそう。釣りとかゴルフとか社内サークル活動は部署とかも関係なく仲良くなれるチャンスなんで。サークルに限らずこれからそういう機会が増えていけばいいよね! |
若手社員6名にありのままを語ってもらった座談会。
仕事上での悩み、些細なすれ違い、新人時代のミスーー。今だからこそ笑って振り返れることも多い。そうした出来事も糧にしながらキャリアを重ね、松本平のインフラを支える一人前の技術者になっていく。